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ブログのキーワード選定は、ブログのSEO対策に重要なポイントとなっています。ブログのアクセスやPV増加の大半が検索エンジンからの流入となっているのでSEO対策のためにもキーワードの選定は確実に行いましょう。
この記事で解説するキーワード選定を実践すればアクセスアップやPVアップに繋がりSEO対策効果も得られるので最後までチェックし実践してみてください!
目次
ブログキーワード選定の基礎知識

ブログのキーワード選定を行うにあたって覚えておく知識があります。
- キーワードとは
- キーワード選定の重要性
上記の2点を理解した上でキーワードの選定をしていきましょう!
キーワードとは
ブログキーワードとは「検索者がよく検索しているワード」「検索者の悩み」です。
例えば、海外旅行に行く人は「海外旅行 持ち物」や「海外旅行 Wi-Fi」で検索したりします。この検索するワードがブログキーワードです。
また、2種類のキーワードがあることも覚えておいてください。
・ロングテールキーワード:3語や4語からなるキーワード
ビッグワードは、「海外旅行」や「海外旅行 持ち物」など1~2つのキーワードで検索されているワードです。検索から大きな流入数が期待できますが、競争が激しく上位表示が難しいのが特徴です。
ロングテールキーワードは、「海外旅行 持ち物 便利」や「海外旅行 持ち物 便利 アメリカ」など3~4つのキーワードで検索されているワードです。検索からの流入数は少ないですが、競合が少なく上位表示するチャンスが高いのが特徴です。
ロングテールキーワードは検索からの流入は少ないものの、検索者がより具体的に検索しているため結果が出やすい傾向にあります。
キーワード選定の重要性
ブログキーワードは執筆者が検索者のニーズに応えるために重要なヒントとなります。
そもそもGoogleは検索者のニーズに応えた記事やサイトを高く評価します。サイトが高く評価されるということは検索上位表示に繋がり、結果アクセスアップやPVの増加、売上にも繋がります。
なので検索者にどのようなニーズや悩みがあるのかをブログキーワードで理解した上で記事を書くのと書かないのではサイトの評価に大きく影響します。
ロングテールキーワードの選び方
ブログキーワードを選定するコツとして、いきなりビッグワードを狙う記事では上位表示が難しいです。ビッグワードは検索ボリュームも多くすでに多くの競合サイトが存在しておりいきなりその中に食い込んでいくのは至難の業です。
なので月間の検索ボリュームが100~500程度の「ロングテールキーワード」を狙った記事を書いていくのがポイントです。

上の画像はUbersuggestという無料でキーワードが調べられるツールで調べたワードです。赤枠部分が検索ボリューム0~500程度のブログキーワードです。
この赤枠内のキーワードがロングテールキーワードとなるのでこの中からキーワードを選び記事を書いていきます。
ブログキーワードを決めるなら経験談が一番
ロングテールキーワードが分かったところでどのキーワードで書けばいいかというと、自分が知っている事、もっといいのは体験・経験したことのある事で書いていくのがおすすめです。
例えば、ハワイに行った事のある人なら「海外旅行 持ち物 ハワイ」というワードを選びハワイに持って行けばいい持ち物や持って行って良かった物の記事を書いたりします。
キーワードから「読者が何を知りたがったいるのかな」というニーズを紐解いて自分の経験や知識の引き出しから引っ張ってくる事が重要です。
無料ツールを使いブログキーワードの選定をする手順

それではブログキーワードを選定する具体的な手順と流れを解説していきます。
無料のキーワードツールである程度選定はできるので無料ツールの紹介と合わせて解説していきます。
キーワードはブログのSEO対策で重要な役割を果たすので理解して実践できるようにしましょう!
- 検索されるキーワード候補を出す
- ブログキーワードの検索ボリュームをキーワードプランナーで調べる
- 狙うブログキーワードを選ぶ
- キーワードを元にコンテンツを制作する
手順①:検索されるキーワード候補を出す
まずはキーワードの候補を見つけます。
いきなり具体的でニッチなキーワードを探すのではなくキーワードの全体像を把握するイメージで探していきます。
関連キーワードは無料のツールで取得していきます。その中でもおすすめのツールが関連キーワード取得ツールとOMUSUBIです。
「海外旅行」というテーマのブログで例をあげてみます。
関連キーワード取得ツールを使用しています。

検索欄で「海外旅行」と入力し「取得開始」ボタンを押します。

上の画像の赤枠は10位まで表示されています。
その下は五十音順に並んでいます。
右側はYahoo!知恵袋と教えて!Gooの質問があるのでどんなニーズがあるのかチェックすることができます。
画像右側の青枠の全キーワードリストを全てコピーしてGoogleキーワードプランナーでボリュームを調べていきます。
手順②:ブログキーワードの検索ボリュームをキーワードプランナーで調べる
関連キーワード取得ツールでキーワードを調べたらGoogleキーワードプランナーで検索ボリュームを調べていきます。
検索ボリュームとは1カ月で検索された量のことで、この検索ボリュームの多いキーワードでSEO1位を取る事ができれば大量のアクセス向上が見込めます。
ではここからGoogleキーワードプランナーの使い方を紹介していきます。

Googleキーワードプランナーにアクセスし上の画像の「キーワードプランナーに移動」を選択します。

次に「検索ボリュームの予測のデーターを確認する」を選択します。

ここで先ほど関連キーワード取得ツールでコピーした上の画像の青枠内を貼り付けます。

「検索のボリュームと予測のデータを確認する」の項目に貼り付けると上のような画像になります。貼り付けたら「開始する」を選択します。

キーワードが表示されるので上の画像の通り「過去の指標」から「月間平均検索ボリューム」を選択すると検索ボリュームの多い順にキーワードが表示されます。
表示されたデータをダウンロードしてキーワードプランナーの抽出は完了です。
上記は無料版で検索している為検索ボリュームが大まかな数値となっています。キーワードプランナーでより具体的な数値を表示させたい方はGoogle広告に課金して利用してみて下さい。
無料ツールでより具体的な検索ボリュームを調べるなら
Googleキーワードプランナーでは無料だと大まかな数値しか分かりませんがUbersuggestを使うと無料でもより具体的な検索ボリュームを調べることができます。

使い方はトップページの検索欄にキーワードを入力し検索するだけと簡単です。

上の画像のようにGoogleキーワードプランナーとは違いより細かな検索ボリュームの数値が表示されます。
ubersuggestもデータのダウンロードができるのでキーワードをダウンロードして抽出を完了です。
手順③:狙うブログキーワードを選ぶ
キーワードを抽出できたらキーワードに優先順位をつけていきます。
検索ボリュームの高いキーワードが需要のあるキーワードではありますが、検索ボリュームの高いキーワードにすればいいというものではありません。また、そのキーワードとブログの関連性を考える必要があります。
選定するキーワードのボリュームは「100~1,000」にする。

選定するキーワードのボリュームを「100~1,000」にする理由は下記となります。
・検索ボリューム1000以上:アクセスは多いが上位を取りにくい
最初は検索ボリュームが100~1,000のキーワード1つに対して1記事書くようにするのがおすすめです。
むしろ検索ボリューム100~1,000の間のキーワード1ずつに記事を量産できればビッグワードも狙えてきます。
まずは検索ボリューム100~1,000のキーワードを優先しブログと離れすぎたキーワードは関連性が薄いため除外する。
手順④:キーワードを元にコンテンツを制作する
キーワードの選定ができたらコンテンツ制作です。
基本は1キーワードにつき1記事で記事を書いていきます。
コンテンツ制作のコツは下記の3つです。
- 読者の検索意図を読み解いて記事を書く
- ビッグワード記事に内部リンクを設置する
- ロングテールキーワードの記事をメインに作成する
読者の検索意図を読み解いて記事を書く
検索エンジンが評価する記事は読者のニーズや悩みに答えた記事であることが前提です。
なので今回抽出したキーワードから「読者が何を悩んでいるのか」「ニーズに対してアンサーは何か」を考えて記事を書くことが重要です。
ビッグワード記事に内部リンクを設置する

上の画像のようにサイトのコンテンツの構成をビッグワードを中心にロングテールキーワードで記事を作成します。
SEO対策効果としてビッグワードの記事にロングテールキーワードの記事を内部リンクさせることで読者の回遊率や滞在時間が上がり結果としてSEO効果に繋がります。
ロングテールキーワードの記事をメインに作成する
ブログ初心者の人やSEO対策を始めたばかりの人は、まずロングテールキーワードの記事をメインに記事作成をしていくことをおすすめします。
いきなりビッグワードで勝負しても検索上位に上がることはまずないです。
まずはコツコツとロングテールキーワードの記事を作成し徐々にサイトの評価を上げビッグワードに近づけていく事がコンテンツ作成のポイントです。
ブログキーワードを選んだ後にやる事

記事を公開してから2~3カ月後には記事の順位が安定するので順位結果の答え合わせをします。
選定したキーワードは正しかったのかどうか?順位は何位なのか?を調べます。
キーワードの順位検索は検索順位チェックツールGRC がおすすめです。

GRC は、Google、Yahoo、Bing の三大検索エンジンに対応しており自サイトだけではなく競合サイトの検索順位も調べれたりととにかく便利です。
記事を書いた後にしっかり検索結果を調査することで記事のブラッシュアップやリライトによりさらに順位を上げる事ができるので検索結果は必ずチェックしましょう!
リライトの方法は下の記事でまとめているのでチェックしてみてください。

まとめ:ブログキーワードの決め方が正しければSEO効果がある

ブログキーワード選定の手順をまとめると、
- 手順①:検索されるキーワード候補を出す
- 手順②:ブログキーワードの検索ボリュームをキーワードプランナーで調べる
- 手順③:狙うブログキーワードがを選ぶ
- 手順④:キーワードを元にコンテンツを制作する
上記の手順で的確なキーワードを選びましょう。
ブログキーワードの選定はSEOにおいて非常に重要であり、SEOの戦略における要と言っても過言ではありません。
良いキーワード選定ができたかどうかでSEOの成功は大きく左右され検索上位を狙えるサイトになっていきます。
まずはこの記事を読みながら実践してみてくださいね!