今歌舞伎町や池袋、渋谷など都内でプチぼったくりが流行っています。
特に外国人旅行客をターゲットとしたプチぼったくりが流行っており、各メディアでも取り上げられるようになってきました。
プチぼったくりとは
ぼったくり店とは割と耳にしたことがあると思いますが、街でキャッチがお客さんに飲食店やBARを案内しキャッチが提示した価格とお店の飲食料金が違い、最終的に何十万、何百万と請求されるというもの。
一方、プチぼったくりとはお客さんに気づかれないようメニューの料金を微妙に高く設定しているというもの。つまり、500円のメニューが700円であったり、700円のメニューが1000円だったりします。
プチぼったくり店の手法
プチぼったくり店は、会計時にレジで商品の値段を打ち換えているわけではありません。
下記画像はある店舗のレシートです。
左が日本人が飲食した際のレシートで、右が外国人が飲食した際のレシートです。ちなみに両方同じお店のレシートとなっています。

お気づきだと思いますが同じお店なのに、左は串焼き盛り合わせが880円に対し右は5串という名目で1380円となっています。
さらに上の方を見てみると、左は枝豆が480円に対し、右は780円となっています。
これはメニュー表自体が2つ存在するということを意味しています。日本人のお客さんが来店したらAのメニュー表、外国人が来店したらBのメニュー表を出していると思われます。
枝豆に関しては名目が同じですが、「串焼き盛り合わせ」と「5串」というのはあえて名目を変えて突っ込まれた際メニュー自体が違うと言い逃れをするための対策だとされています。
今はまだ外国人観光客が狙われているようですが、そのうち日本人に対してもこのようなプチぼったくりが発生する事がありえると思うので入店前にしっかりと値段は確認してからお店選びをしておきたいですね。